IPOを目指すバックオフィスのための、おすすめメールマガジン20選
こんにちは。会計士KOです。
今回は、IPOを目指している企業のバックオフィスの方や、IPO支援をしている監査法人の公認会計士などに有用なメールマガジン(以下、メルマガで統一)をまとめてみました。
もちろん、IPOに関係のないバックオフィスの方全般にも有用なものを纏めていますので、取捨選択してご確認ください。(私は全部購読しています。)
専門家としての私見ですが、プッシュ型の情報収集経路、言ってしまえば、情報を沢山浴びる体制を整えておくことは重要であると考えています。
もちろん、専門書を買ったり、新聞を読んだりという、いわば「フェッチ型」の情報収集も重要ですが、メルマガは待っていれば送られてくるので、個人的には非常に有用な情報収集ツールとして位置づけています。
なお、以下、ロゴ等は引用の範囲内で利用しておりますが、意図しない権利の侵害などがあればおっしゃってください。速やかに削除いたします。
IPO情報全般メルマガ
まずは、IPO情報全般についてのメルマガです。
こちらは、本家本元であるJPX,東証のメルマガをご紹介します。
東証IPOセンター
東京証券取引所が主催するIPOに関するセミナーや講演の案内のほか、上場関連規則の改正や「新規上場ガイドブック」の改訂など新規上場に関する制度・運用の変更等を配信してくれます。
その他、上場承認銘柄等の案内(新規上場の承認、一部指定の承認、市場変更の承認)も配信されます。
JPX Weekly News 日本取引所グループ
こちらはIPOだけに限りません。
各種の取引所に関する新着情報やセミナーイベント情報等が配信されます。
会計系メルマガ
次に、会計に関するニュースや情報を集めたメルマガです。
日本公認会計士協会
日本公認会計士協会メールマガジン配信サービスです。
特に独立会計士で登録していない方はいないレベルかと思います。
会計基準、監査基準委員会報告書などの細かい改訂などを含め、アップデートがあった都度、配信してくれます。
BIG4が配信する各種メルマガ
所謂、会計事務所のBIG4が配信しているメールマガジンサービスです。
微妙な特徴はあれど、それぞれ似たような内容を配信してくれますので、確認して好きなものに登録すると良いでしょう。
なお、ネットワークファーム(例えば、デロイトであればDTCなど)のメルマガも同時に登録できるようなものもあるので、必要な方は適宜、登録しましょう。
法務系メルマガ
会計の次は法務に関するメルマガです。こちらも所謂、四大法律事務所のメルマガと法律テック系の上場会社である弁護士ドットコム社のサービスをリストアップしています。
四大法律事務所が配信する各種メルマガ
四大法律事務所、ともに各法令、各国の法務に関して英語版含めて解説をしてくれるメールマガジンとなっています。
こちらもいずれか好きなものを登録しておくと良いでしょう。
BUSINESS LAWYERS
弁護士ドットコムの法律解説メディアであるBUSINESS LAWYERSのメルマガです。
若干、自社サービスなどの宣伝が多めですが、BUSINESS LAWYERが無料で全文読むことができるようになるなど、メルマガ以外にも効用が大きいのでぜひ登録しておきましょう。
与信管理系メルマガ
次は、与信管理です。あまり情報があふれている分野ではありませんので、情報をキャッチしておくことは有用かと思っています。
クレディセイフ
与信管理に関するサービスを展開しているクレディセイフ社のメルマガです。
同社は特に海外の与信管理などに強みがあるため、メルマガだけではなく、会員登録することによりDLできる海外与信管理などの考え方についての資料も参考になります。
東京商工リサーチ
東京商工リサーチ社のメルマガです。各業界の倒産情報など、マクロ的な経済動向も知ることができます。
リスクモンスター
こちらも、与信管理サービスを提供しているリスクモンスター社(通称、リスモン社)のメールマガジンです。
与信に関する考え方は各社各様、多くの新サービスが展開されていますので、色々な情報に触れることが有用だと考えます。
人事労務系メルマガ
次は人事労務系のメルマガです。
厚労省人事労務マガジン
人事労務系といえば、いわずもがなでしょう。
結局、御上のいうことが絶対なのですから、とりあえず登録しておきましょう。
もちろん詳細は、社労士さんに確認することが重要ではありますが、社内における一次情報の確認には非常に役立ちます。
VC/資金調達
紹介の最後はVC、資金調達に関連したメルマガです。
Coral Capital
「創業者のための週次メール」と題されたこのメルマガは、各種の資金調達情報だけではなく、幅広にIPOに関連した情報、資金調達に関連した情報を配信してくれます。
各キャピタリストの方により、記事の色が違うのも非常に面白いので、読み物としても興味深い内容となっています。
BRIDGE
資金調達に関連したニュースは、BRIDGEやPR Times、TechCrunchなどで探しているのですが、PR Times、TechCrunchにはメルマガサービスがありません。
このため、メルマガのあるBRIDGEはとりあえず登録をしています。
海外の資金調達情報まで含めたニュースをタイムリーに配信してくれるので、日本だけではなく、海外のベンチャー事情にも詳しくなれるでしょう。
Signifiant Style
有名なVC signifiant社のメルマガです。最近では、事業計画に関する精度の議論など具体的かつ非常に悩ましい論点への解説を配信してくれています。
メルマガ以外にも、パートナーの村上氏のnote(https://note.com/201707)は金融の専門的な内容まで分かりやすく踏み込んでいて非常に勉強になりますので、是非。
ANOBAKA
元KVP、MBO後、独立され社名も変更となったANOBAKA社のメールマガジンです。
2020年末に出来立てほやほやなので、今後の配信内容はどんどんと変わっていくかと思いますが、登録しておいて間違いはないでしょう。
「社名攻めてるなあ」といつも気になっていますが、HPの社名の由来めちゃくちゃかっこいいので、ぜひ一度ご覧ください。
まとめ
今回は以上です。
他にも登録しているメールマガジンはあるのですが、とりあえず使えそうなものをいくつかピックアップしてみました。
今回の記事以外にも何か有用なものがあれば是非教えてください!
ではでは。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません