【監査法人への就職活動】監査法人に入るまでにしておくこと

 

監査法人に入るまでにしておくこと

今回は「監査法人に入るまでにしておくこと」というテーマで記事を書いてみたいと思います。

何を偉そうに・・・と思われるかもしれませんが、自分自身や周りを見て、あの暇な期間にちゃんと勉強しておけば良かったな・・・と思うことがあったので、自分のように後悔する人が出ないように・・・といった願いを込めています。なのであんまり偉そうな感じで書いているわけではないので、ご容赦ください。

また、特に旅行に行けばよかった~・・・とかプライベートなことは書かないつもりなので、その辺は自分で調整してください!

また、今はきっと論文式試験が終わって一番晴れやかな期間なので、好きなことを好きなだけ楽しんでください!!!!

監査法人に入るまでにしておくことリスト

大層なことをいいつつ、かなり一般的な内容ですが、少しでもTipsになればと思います。

ToDo・英語
・Office(エクセル/ワード/パワーポイント)
・IT(プログラミング/その他)

英語

監査法人では、やはりみんな英語を勉強しています。
私は英語が流暢に喋れるわけではなく、得意なほうではないのですが、業務において英文契約書や証憑を読んだり、英文の議事録を読んだり、英文のメールを確認したり、、、といったことは良く発生します。これくらいはスラスラ読めるほうなのですが、やはり英語が苦手な人はかなり苦労しているようです。

そのような英文読解に不安がある人は、就職までの暇な期間に、ぜひ英語の勉強をしたほうが良いと思います。
また、監査法人就活編にも記載をしたように英語が半分必須になるような事業部(商社がメイン等)を希望する人は、早め早めに手を打っておいたほうがいいかもしれません。

最初から英語ができる人だけがその事業部に採用されるわけではないようですが、人気部署を希望する場合には入社段階である程度のスコアを保有しておくのが絶対に有利です。人手不足とはいえ、やはり人気部署は競争です。特に法人によっては入社前や入社後にTOEICを全員必須で受けさせられる法人もあるようなので、対策は必要ですね。

また、監査法人に入った後に良く感じるのは、短期留学に行く人間がかなり多いことです。
時間をしっかり取れる期間は入社後あまりないので、暇な期間に留学などに行っておくのは大事かもしれませんね。

Office(エクセル/ワード/パワーポイント)

監査法人にいる以上、マイクロソフトOfficeのソフト一連が使いこなせるか否かはかなりの死活問題です。
息をするように使いこなせないとかなりきつくなります。また、入社後から始めてももちろんいいのですが、最初からわかってますという人間はかなり強いです。

特に大事なのはエクセル

特に死活問題に直結するのはエクセルです。ワードやパワーポイントは、新人で最初のうちは使う機会はあまり多くありません。
私自身、エクセルはほとんど使いこなせない人間でしたが、研修期間中に必死こいて勉強しました。

法人には、エクセル講座などもありますが、一度、以下の本を読んでからにしたほうがいいと思います。
私は以下の本を読んだだけですが、正直、外部の講義を受けた人間にエクセルの能力で負けていると思ったことはありません。

(最終、分からなかったらGoogleですぐ調べられればええねん。Google>>>>(超えられない壁)>>>>外部研修ですよ、ほんとに。)

また、最近、出版された以下の本も本屋さんで立ち読みしてみましたが、一度、エクセルのいろは、みたいなものが分かったあとにおすすめ出来そうです。

 

 

(監査法人が研修期間で行うエクセル研修はあまり期待せず受講したほうがいいかもしれませんね。)

ショートカットについては、是非以下の記事も参考にしてみてくださいね。絶対損はさせません。

作業が倍速になる、本当に使うべきエクセルショートカット7選

ワード・パワーポイントは?

ワード・パワーポイントは正直後回しでいいかもしれません。
ただし、ワードについては、法人によって、エクセルと一緒にMOSを取得せよという法人もあります。テキストは支給されることもあるようですが、就活の前に持っているとこいつできるな・・・となるかもしれません。
MOSってなあに?という方は以下をご参照。

MOSは、Microsoft Office製品の操作スキルを証明できる国際資格です。
試験科目は、Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの各アプリケーションについて、Officeバージョンごとにご用意しております。また、WordとExcelはスペシャリストレベル(一般レベル)とエキスパートレベル(上級レベル)の2種類の科目を用意しており、証明したいスキルによってレベルを選択できます。
試験は、本物のアプリケーションソフトをマウスやキーボードで操作して解答します。MOSを取得していただくと、Office製品を使いこなすスキルが身につき、その実践力を客観的に証明できます。

MOS公式ページ「https://mos.odyssey-com.co.jp/faq/detail1.html#detail1_21」から引用

私はMOSは持っていないのですが、とある法人で取得した人間に聞くと、以下のテキストが評判◎です。暇なら先んじてやっておくのもいいかもしれません。

IT(プログラミング/その他)

最後にITです。もちろん、OfficeもITの範疇ですが、敢えて別に書いてみました。
割とここを読んでほしくて書いているかもしれません。「会計」監査といえども現代においては絶対に「IT」から逃れることはありません。
いまや紙だけでビジネスが簡潔することは絶対になく、必ずどこかでITが噛んでいます。

 

物流システムのIT全般統制は?サービスの基幹システムのIT業務処理統制は?そもそものDB設計はどうなってる?バリデーションはどう走ってる?ISMS認証は?

 

これに答えられる会計士が何人いるでしょうか。
監査法人内にはIT専門家がいるので、ITに関する知識がないと即刻クリティカルな問題になるということは決してありません。
ただし、我々会計士がIT専門家ではないように、IT専門家も会計監査の専門家ではありません。
このため、よくよくITについて学んでからIT専門家とミーティングなどをすると、実はIT検証の方向性が食い違ってくる場面が多く発生します。

監査法人内に入って思うことですが、英語が得意な人はたくさんいるのに、ITに詳しい人がほぼいません。
実際私も勉強中ですが、ちょっと勉強するだけで以前よりは確実に話についていける、IT専門家とのコミュニケーションが圧倒的に進むようになりました。

おすすめはこちらです。

・Progate

https://prog-8.com/)
たった980円/月という衝撃的な金額で色々な言語を学ぶことが出来ます。
スライドで内容を確認した後に実際にコードを書いていきます。
すごいのはこれがブラウザの中で完結することで、実行環境が無くても簡単に進めることが出来ます。

・ドットインストール

(https://dotinstall.com/)
こちらも980円/月という衝撃的な金額で色々な言語やツールの使い方を学ぶことが出来ます。
また、こちらは基本的にすべて動画です。実際に手を動かすことが大事なので、Progateを先に進めることがいいかもしれません。

・その他

その他は、ここに僕が書いた記事があるのでぜひ読んでください。
無料で勉強できる教材を沢山まとめている記事です。

【これが無料?】無料で学べるプログラミング教材・ハンズオン14選

資格試験について

また、何人か見かけるのが基本情報技術者試験/応用情報技術者試験を取得する方です。私も応用情報技術者試験に合格し、高度試験の勉強中です。
正直、応用情報くらいまでなら、教科書だけで合格することが可能だと思っています。
ただ、私はそのような合格に全く意味があると思っていません。謎の知識だけついて実際にそれが何なのか説明できない人が多いのです。

このため、↑で興味を持った状態で勉強を開始することが大事だと思っています。

ただし、ITパスポートは利用する側の試験なので、受けることはいいかもしれませんね。
法人の同期が以下の本を使って1発合格していたので、もし興味があるのであれば、これがおすすめかもしれません。

趣味

あとはなんといっても趣味です。
仕事に追われることが多いので、だんだんと自分の時間がとりづらくなります。
やはり趣味は大事ですね。旅行の話はしないとか書きましたが、是非是非この期間に行ってください!

まとめ&記事のご紹介

いったん以上です。就活忙しい時期かもしれませんが、ぜひぜひ頑張りましょう。

就活生向け記事を沢山書いています。

興味がある方は見てみてくださいね。https://cpa-program.com/kaikeikansa/post-246/

 

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